シャブリとワインの豆知識:ワインの味と作り手との関係

ワインの味は作り手の考え方によって大きく姿を変えるという特徴があります。

これはフランスで作られるシャブリでも同様のことが言え、全く同じ品種のブドウを使っていたとしても作り手が違えば全く違うワインに繋がるのです。

樽の違い


ではどうしてワインの味が作り手によって変わるのかというと、一例を挙げると「樽」の存在があります。
かつてのワイン造りではオークなどの木材の樽を使ってワインを熟成させることが一般的でしたが、最近ではより大型で、より管理が楽なステンレスタンクが存在しています。

シャブリについてはこの「どちらで熟成させるか」は極めて大きな論争の的となっており、オーク樽の香りが移ってこそ伝統あるシャブリだ、いやステンレスタンクで醸造され余計な香りが入らない方がシャブリとして洗練されているなど日々議論が行われています。

畑へのこだわりの違い


またワインを作るにはブドウが必要であり、ブドウを作るには畑が必要です。
この畑というのも作り手のこだわりが良く見えるポイントで、特にシャブリの原材料となるシャルドネは石灰質土壌に含まれるミネラルをよく吸い上げてブドウの味に反映させます。

しかしミネラルが含まれている土壌と言っても土地によって含まれるミネラルの量や比率は異なりますから、それを知った上で最高のシャブリを作るにはどうするべきかということを作り手は考えているわけです。
こうしたことを踏まえると、シャブリ選びの際には作り手の考えもしっかり参考にするべきと言えるでしょう。