ワイン通なら知っておきたい基礎知識:産地編


ワインの発祥の地は、黒海とカスピ海の間のコーカサス地方と言われています。その後、文明の発達や文化の発展の歴史に続いて主にヨーロッパに広がっていきました。現在では日本以外にも南米チリやアルゼンチンなどにも産地が広がっています。

有名な産地としてはフランス、イタリアなどの昔から有名なワイン産地や、最近ではチリやアメリカのカリフォルニアなどの北米・南米といった産地も人気が出てきており、ランキングの上位に食い込んできています。
ワインを造るには、いいぶどうの育つ条件が揃っていないと素晴らしいワインはできません。その為、産地は非常に特徴の出やすい条件の一つとして知られています。


原材料のぶどうは4月〜10月にかけて10〜20℃の間を保つのが適した条件で、十分な日照も必要になってきます。その為、この条件をクリアできる地域こそワインの名産地と呼ばれるにふさわしい場所となるわけです。

世界のワイン地図は年々変わります。その年の天候・気候によって前述のような条件を満たす産地が変わる為です。また、今後、近年の温暖化の影響により、現在のワインの原材料でもあるぶどうを生産するのに適した地域のうち、およそ25%から75%の地域が2050年までに生産不能になるという研究結果も出ています。このことも考えてみると、今後温暖化の深刻化によりぶどうの生産される地域に変化が起こり、北欧の名前が挙がってくる日が来るかもしれません。