シャブリをおいしく味わうために知っておきたいこと:ワインと温度の関係

フランスブルゴーニュ地方のシャブリ地区にて製造される白ワインというのは、土壌が特殊であると言えます。特殊という理由は、石灰質であるためミネラル分が多いということが挙げられます。そのため、特徴の一つである辛口に仕上げることができるのです。


通常、ワインというのは赤の場合は常温で楽しみ、白の場合は冷やして口にすることがポイントであるとされていますが、このように言われるのは味覚に関する仕組みが関与しています。

人間の舌というのは温度が高い方が強く甘味を感じる反面、温度が高くなると酸味が強すぎるように感じられてしまい、本来の美味しさを感じられないのです。

当然、こうした人間の舌の仕組みはワインを味わう場合にも当てはまります。つまり、甘口の場合は冷やし過ぎを防ぎシャブリのような酸味を特徴としている辛口の白ワインにおいては、適度に冷やした方がより一層美味しく頂けるのです

そして、シャブリというのは階級により複数の種類に分けられていますが、種類により美味しく頂ける温度が微妙に異なります。シャブリの中において特級と一級という扱いになるものにおいては、樽内で熟成した際に発する芳醇な香りが特徴的なものが多いので、冷やし過ぎを防いだ方が本来の美味しさを明瞭に感じ取ることが可能です。

具体的な温度の数値としては、およそ10度から13度程度が最も適しているとされています。一方、プティなどは果実の風味を残すためにおよそ8度から10度に冷やしましょう。