シャブリとワインの豆知識:ワインの味と気候の関係


ワインには、いくつもの銘柄があり、赤、白、ロゼのどれをとっても、味は産地や生産者により違うのです。生産地の中でもフランスのブルゴーニュ地方のシャブリ地区は、世界でも名の知れた生産地です。フランスの最北端に位置するシャブリ地区は、寒いくらい涼しい気候が特徴です。この地名がワイン銘柄名になっています。

高級ワインとして有名なロマネコンティも、シャブリ地区で作られています。この地区の遥か昔は、海だったと言われ、土壌は牡蠣や貝殻の化石が転がっていて、葡萄はこの石灰石の畑で作られます。キンメリジャンと呼ばれる、この土壌で栽培された葡萄は、地中からミネラル分を吸い上げるため、ミネラルの風味のある、辛口の白ワインに仕上がるのです。

引き締まった酸味と海を感じさせるミネラル感がシャブリの特徴で牡蠣、エビ、カニなどを食べるときに良く合うと知られています。日本でも人気があり、日本に輸入されているブルゴーニュの白ワインの半分以上を占めています。フランス国内でワインの生産地として指定されていてシャブリのワインと名乗るためには、一定の基準をクリアしていなければならないのです。

シャブリのブドウ畑には、ランク付けがされていて特急畑、一等級の畑や二等級の畑とか呼ばれますが、生産者が違うため微妙に味が変わってきます。中でも代表する生産者がラ・シャブリジェンヌで全体の30%以上を生産しています。生産者の違うものを取り寄せて飲み比べてみるのも楽しいかもしれません。