ブドウ品種から考えるワインの味の魅力:ソービニヨン・プラン編

ソービニヨン・プランは、白ワインの品種として、シャルドネの陰にかくれてややマイナーな印象ですね。けれど、いろいろな白ワインを飲み慣れた頃に、ぐぐっとその魅力に惹きつけられる品種です。例えば白ワイン界の優等生シャルドネは、どんな料理にも合い、酸味のあるすっきりした飲み口が洗練されています。

それと対照的に、ソービニヨン・ブランは、どこか素朴で垢抜けない味わいが魅力なのです。一口含むと、ブドウの育った土の香りを思わせる、力強い香りが口に広がります。このちょっとクセのある感じがソービニヨン・ブランの持ち味です。それでいて、意外と受け皿が広く、さまざまな料理にマッチします。


例えば白身魚のカルパッチョにも合いますし、肉料理ではポトフやロールキャベツにも合います。生のブドウを思わせる素朴な味わいが、料理の邪魔をせず、個性的な雰囲気に引き立ててくれるのです。飲んでいるうちに魅力にはまってしまう個性的な味と、どんな料理にも合う度量の深さがソービニヨン・ブランの長所でしょう。

またリーズナブルな値段でも、十分おいしいのがソービニヨン・ブランの魅力。イタリア産の銘柄など、2000円以下でかなりクオリティが高いものが手に入ります。週末にちょっと贅沢して自宅でパスタのランチ、そんなとき添えるのにぴったりなワインです。白ワインでは鉄板のシャルドネ。それ以外に何か新規開拓してみたい。そんな場合はかなりお勧めな品種です。