ブドウの品種とワインの特徴:メルロー


ワインの4大ブドウ品種の1つであるメルローはブドウの王様と評される品種のカベルネ・ソーヴィニヨンと同じくフランスのボルドーを発祥地とする代表的な赤ワイン用ブドウ品種で、ボルドーでは一般的にこの2つは合わせて栽培される物となっています。

これはカベルネ・ソーヴィニヨンが湿度が高く冷涼な気候を嫌うのに対して、メルローは湿度が高く冷涼な気候を好む為でこれによりどちらかの出来が優れた物になるという工夫になります。

その特徴としてはプルーンの様な熟した黒い果物の香りを発するやや朱色を帯びた中程度の大きさをした実の品種で、カベルネ・ソーヴィニヨンに比べて酸味や渋味成分のタンニンが控えめの芳醇でまろやかな味がする大変食べやすい品種であるという事が挙げられます。

この特徴はワインにした時にも当て嵌まる事から独特の酸味や渋味で苦手な人でも飲みやすい万人受けする味が特徴のワインを作る事が出来る品種となっているのです。

また比較的育てやすい品種のブドウであるという事も特徴となっていてフランスやチリ、カリフォルニア、ニュージーランド等といった様々な場所で栽培がされているのですが、驚く事に土地によって味に大きな変化が無い当たり外れの少ない品種となっています。

この事もあってメルローを使って作られたワインは比較的リーズナブルな値段で手に入れる事が出来る物となっており、世界で最も飲みやすいワインという不動の地位を手に入れる事になったのです。