ワインであれば飲み方次第で抗糖化・抗酸化になる


ワインには抗糖化、抗酸化作用があるといわれています。抗酸化作用とは何かというのは、いまやかなり知られたものになりました。一応説明しておきますと、私たちの日常の活動に伴って、体内では活性酸素という分子種が生じています。この活性酸素というのは反応性が高く、周囲の細胞や組織と結合することで傷つけてしまい、老化のもとになると言われているものです。

もちろん傷つく一方では非常に困ったことになりますから、私たちの体は自分自身でこの活性酸素を除去する仕組みを持っていますが、例えば加齢、ストレス、不規則な睡眠や食生活等々によりその仕組みが弱まることも多く、抗酸化作用のあるものを補ってやることは重要です。

一方で抗糖化作用ですが、これはあまり知られていない言葉かもしれませんが、ある意味で抗酸化よりも重要と言えるものです。糖化というのは、体内のタンパク質が糖と結びついてしまうことを指します。化学的にはあまり正確なたとえではないのですが、感覚的には、タンパク質が焦げ付いてしまうようなことをイメージしていただければよいでしょう。これは、いったん起こると元に戻ることはありません。酸化と同じく、糖化も老化その他健康、美容の大敵であるわけです。

ワインには飲み方次第で抗糖化、抗酸化の作用が期待できます。赤ワインでも白ワインでも同じです。ただし、飲み方に気をつける必要があります。ワインに含まれるアルコールは、体内で糖質と同じようにエネルギーになりますから、飲みすぎることは糖質の代謝にマイナスですし、もちろん甘口のワインは糖質が多く含まれていますから、辛口ワインを適量、というのがよいでしょう。