シャブリとワインの製造法について:発酵


シャブリといえば日本では、辛口のフランスワインの代表格のワインではないでしょうか。シャブリはブルゴーニュ地方のシャブリ地区でシャルドネ種のブドウから作られますが美味しさの秘密はキンメリジャンという石灰岩が主体となっているミネラル分が豊富なこの土壌にあるのです。

シャブリには4つの格付けがあるのですが、畑によってランク付けがされています。これは日当たりや土壌からブドウの育つ環境が素晴らしいことを示していて、グラン・クリュ、プルミエ・クリュが上の階級の2つですから、このクラスのシャブリに出会えれば、美味しさを堪能することができるでしょう。

製造法は、基本的には熟成・醗酵といったことですがシャブリ地方の気候と他とは違う発酵のしかたが他にはない風味と味を作り出すのです。


風味と味を作り出すものと関係のあるものに「樽」も関係しています。
つくり始めた当初は、「オーク樽」を使用するのが生産者の中では一般的でしたが資金面で困難な時期やワインの人気が安価なものに移って行った時期などを経て、一部の特級の生産者を除いて「ステンレス樽」を使うことで落ち着いていました。

ステンレス樽は、シャブリの持つ特徴をダイレクトに伝えることができると評価も高かったのです。しかしこの数年は、オーク樽の導入が増えてきて木の樽への回帰がうかがわれます。ステンレス樽との併用をしている生産者もいます。

木の樽での熟成は必要ではないのですが、個性を出すために使われているようです。美味しいワインに出会ったら、銘柄ではなく生産者で選ぶ時代も遠くはないのかもしれません。