ドイツワインの基本知識:ドイツワインの味の個性


ドイツワインを知っている人は酸味と程よい甘みのある白ワインだと答える方が多いかもしれません。しかし、最近では辛口の白ワインと赤ワインの生産が増加傾向にあります。ドイツワインは使用するブドウの糖度によって品質が分けられています。また、それによって値段も変わってきます。ですから同じラベルであってもこの品質区分によって値段が違ってきます。

一般的にドイツワインは値段が高くなるにつれて甘みが強くなり味わいが濃厚になっているといえます。ドイツワインの生産地はワイン生産地の中でも北方ですので、ワインの産地としてはかなり寒冷地で、日差しも弱いため酸味が強くなるといった傾向にあります。また、アルコール度数も低く赤ワインの色素が薄くなる傾向もあります。ですから、ドイツワインといえばアルコール度数が低く、甘みがある白ワインが特徴的となっていました。

30年前の白ブドウと黒ブドウの栽培比率をみると9対1で白ブドウが圧倒していましたが、現在では6対4と均衡してきています。こうした背景には世界的に赤ワインの人気が高まったことと技術の進歩によって赤ワインを作る条件ができたことが主な理由として挙げられます。いずれにせよ、ドイツワインの特徴である寒冷地で作られた爽やかな香りとバランスの良い味わいを可能にしたワインは近年絶大な人気を誇っています。

日本ではドイツワインはあまりなじみがないかもしれませんが、ワインのコンペディションなどで多数の賞を受賞している寒冷地ワインを是非楽しんでみて下さい。世界一おいしい酸味ともいわれるワインを気軽に楽しめるのは幸せなことです。