飲む前にささっと覚えたいシャブリの豆知識:シャブリが白ワインに適している理由

シャブリという白ワインは、フランスのワインの産地で知られるブルゴーニュ地方の中でも一番北にあるシャブリ地区で製造されています。この地区は緯度が高いのが特徴で、ブルゴーニュ地方で比較的涼しい気候となっています。この涼しい気候により、シャブリという白ワインはシャープで凛とした酸味が特徴的な味わいの白ワインになります。

フランス以外の地域で作られている白ワインや他のブルゴーニュ地方の白ワインと比較してみても、シャープで凛とした酸味を感じられるというのがシャブリ地区が白ワインに適している理由となります。


そして、オーク樽を使って、わずかに樽の香りをつけるワインの造り手と、シャブリの特徴である混じりけのない味わいやシャープで凛とした酸味を際立たせるため、ステンレスのタンクを使用して樽の香りをつけないようにするワインの造り手がいて、それぞれに良い味わいがあります。

大昔は海だったシャブリ地区は、恐竜が生きていたジュラ期の後期に海底が隆起することにより、牡蠣などの貝の化石が、たくさん埋まっている石灰を多く含んだ土質となりました。

この地区の土壌はキンメリジャンといい、大昔の海に存在したミネラルが、たくさん残されています。このような性質を持っている土壌の白ワインの産地はシャブリ地区だけとなります。このように特別な性質の土壌で育てられた白ブドウはミネラルを、たくさん吸収します。ミネラルを吸収することにより、ミネラル感がある白ワインとなります。