シャブリと白ワインの豆知識:殺菌力

白ワインを飲む女性二人

美容や健康効果が高いと言われているワインですが、白ワインと比べるとポリフェノールが多く含まれている赤ワインがピックアップされがち。

そのため、白ワインが持つ効果をあまり知らないという方が多いのではないでしょうか?

実は、白ワインには、腸の調子を整えて便通を良くしたり、カリウムでむくみを解消したりする効果があるほか、殺菌効果の高いアルコールとして昔から知られています。

白ワインにはどのくらい強力な殺菌効果があるのでしょうか?

今回は、シャブリなどの白ワインが持つ殺菌効果や、食事と組み合わせる際の殺菌効果のメリットについてご紹介します。

シャブリなどの白ワインが持つ殺菌効果について

白ワイン

シャブリを初めとする白ワインには、強力な殺菌効果があります。

特に、大腸菌やサルモネラ菌などの食中毒菌に対する殺菌力はかなりのもので、10分間で10万個の菌が数個になったという実験結果もあるほど。

この秘密は、白ワインに含まれるアルコールと有機酸(酒石酸、リンゴ酸、クエン酸、乳酸、酢酸、コハク酸など)にあります。

まず、アルコールが菌の細胞を破壊して穴をあけ、有機酸がその穴に入り込み、菌を内部から攻撃するのです。

菌を死滅させるのに要する時間は、なんとわずか数分です。

お茶などに含まれるカテキンにも殺菌効果はありますが、菌を死滅させるのに30分以上かかると言われていますから、いかに白ワインの殺菌力が高いのかが分かると思います。

また、赤ワインにも白ワインと同様に殺菌効果がありますが、効果は白ワインの方が強いとされています。

殺菌効果で生臭さも取り除ける


このことは昔からよく知られていて、ギリシャ軍がペルシャに攻め込んだ際は、飲み水の消毒薬として白ワインを使ったり、フランスでは、雑菌の多い牡蠣を食べる際に、必ずシャブリなどの白ワインを一緒に飲んだりしたそうです。

かの有名な言葉である「牡蠣にはシャブリ」は、単にシャブリが牡蠣の風味によく合うということだけではなく、シャブリの持つ殺菌作用によって、食あたりを起こすことがなくなるということも暗示していたのです。

白ワインが持つ殺菌力は、料理の時にも非常に役に立ちます。

食材に繁殖する雑菌を殺してくれるので、生臭さをとることができるのです。

肉や魚が持つ独特の臭いというのは、苦手な人にとっては耐えがたいものですが、白ワインをうまく活用することで、克服することができるでしょう。

菌や生臭さを取り除き食事を楽しめるだけでなく、白ワインを飲むことで腸の調子も良くなりますので、日々の生活に積極的に取り入れたいですね。