シャブリの奥深さ:シャブリとワインの歴史


ワインの聖地として名高いフランスには、世界的に知名度が高いワインを生み出しているエリアがたくさん存在しています。白ワインの代表格と言っても過言ではないシャブリは、ブルゴーニュ地方の最も北に位置している場所に存在するエリアの名称です。

一般的なワインに比べると辛口であるという特徴があり、多くのファンを魅了しています。シャブリは、最も北部に位置しているだけあり季節が春に差し掛かっても遅霜が下りるということが珍しくありません。

こうした現象は、特有の気候が春先に居座る寒気を停滞させることで生じます。霜は葡萄に大きな被害を与えてしまうため、栽培に打撃を与えることになってしまいます。

シャブリは歴史が深いのですが、中には3年以上も収穫できないという時期もあったと言われています。こういった実情によりシャブリから生み出されるワインというのは高騰しやすいという歴史が生み出されたのです。

シャブリのワインは歴史が古いという事は認知されているものの、どのような時代から生産が開始されたのかは明確になっていません。ただし、長きに渡る歴史の中において12世紀のシャブリは最上級であったと記録されていたり、貴重性が高かったと伝えられています。

ただし、今日のように一般人が口にできるということはなく、ヨーロッパの当時の有力者に限られていたとされています。昨今は畑が縮小傾向にあると言われているものの、以前として有能な農家が多いことには変わりありません。