飲む前に知りたい国別ワインの特徴:カルフォルニア編


カルフォルニアワインは、糖度が高く酸味が少ないという特徴があります。カリフォルニアは元々湿度が高い地域なので、地面近くにブドウを植えてしまうと暑くなって成長しきらないうちに完熟します。よって現地ではブドウは地上1m以上のところに果実ができるように植えています

適度な日光や風通しを確保するために葉っぱの数を減らし、雨が少ない乾季には水分を安定して供給できるように灌漑設備も準備しています。これらの工夫によってカリフォルニアワインはブドウ本来の風味がよく生かされています。最近は新樽を使う傾向があります。ブティックワイナリーの特別なワインでは、フレンチオークの新樽に20ヶ月~30ヶ月漬け込みます

フランスの10ヶ月~18ヶ月と比べると非常に長い期間漬け込んでいることが分かります。漬け込み期間を長くすると、コクが強いワインがさらにボリュームを増し、赤ワインは黒くなり香りは樽やバニラが強調され、白ワインではバターやクルミに似た香りが出ます。

一方でカリフォルニアワインはフランスワインよりマニア向けとも言われます。定番ではない理由の一つに、製造スタイルが関係しています。かつては工業的に大量生産していましたが、現在はチリや南アフリカなどでより安価に造れるようになったので、技術や材料にこだわった最高級ワインの路線に変更しています。最良の畑で獲れたブドウに最高の技術を用いているため、一般向けよりも超高級ワインとして知られています