このブドウ品種のワインの魅力は:カベルネ


ワインにおいて「カベルネ」と言われた場合、それはカベルネ・ソーヴィニョンかカベルネ・フランのどちらかを指すことになります。どちらもカベルネという名前と赤ワインの原料としてよく使われるということは共通していますが、特徴は全く異なるものになっています。

まずソーヴィニョンについては豊富なタンニンを含むために長期間の熟成によく耐える、むしろ数十年単位での熟成があってこそ真価を発揮するとされています。
加えて収穫年の気候によって味わいを大きく変化させるため、同じ畑で同じワイナリーが作っていても収穫年によって味が一変するという面白さもソーヴィニョンの魅力です。

続いてフランについてはソーヴィニョンの配合親であるため外見的にはある程度似ているのですが、ソーヴィニョンと比べると水はけが悪い土地でも育つブドウです。
フランから作られたワインの特徴もソーヴィニョンに似ているもののソーヴィニョンと比べるとかなり柔らかな味わいになることが多いとされています。

ただソーヴィニョンの方が世界的に知名度に優れ、また人気も高いこともあって生産量は少なく、フランス以外ではほとんど作られていない貴重な品種と言えるでしょう。よってもしこれからワインを買う際に「カベルネ」という名前が出てきたのであれば、まずソーヴィニョンをイメージしても問題ありません。

しかしながらソーヴィニョンもフランも全く別の品種ですから、「カベルネと付いているから同じだ」という考え方は間違いとなりますので注意しましょう。