魅力から考える国別ワインの美味しさ:オーストラリア編

[最終更新日]2018/07/03

ワインといえば、あなたはどの国のワインを連想しますか?

ヨーロッパのフランスワインやイタリアワイン、良質で低価格な南アフリカワインなど世界各地に多くのワインが存在しています。

ワイン生産量のランキングでは、イタリアやフランス、スペインといったヨーロッパ勢がTOPに位置していますが、近年ではオーストラリアワインも常にTOP10に名を連ねています。

スクリューキャップの導入や小規模生産者による多彩なスタイルのワインづくりなど、留まることなく進化し続けるオーストラリアワイン。

今回は、そんなオーストラリアワインの生産環境や歴史、味わいの特徴についてご紹介します。

オーストラリアワインの生産環境や歴史について

オーストラリアワイン

オーストラリアは広大な大陸で、気候はまちまちですが、南東部と南西部は温暖な地中海性気候です。

しかも、土壌は石灰質で水はけが良く、ブドウ栽培に適した土地です。

オーストラリア産ワインは従来、低価格ワインが主体でしたが、2000年代以降は高級ワインの生産にも力が注がれるようになりました。

2025年までにオーストラリアワインの認知度アップと輸出量の増加を目指していましたが、2005年の時点で掲げていた数値目標を達成し、当時世界4位の輸出量となりました。

現在では、オーストラリアで生産されるワインの価格や品質、味は多様で、輸出先も広がり、国の経済に大きく貢献するまでになっています。

生産地域が広大なため、収穫量も品質も例年安定しています。

近年は、最新技術の導入によって、世界屈指の高級ワインも生産されています。

ワインに使われている主なブドウ品種は、白ブドウだとシャルドネやセミヨン、黒ブドウだとカベルネ・ソーヴィニョンやシラーズが有名です。

オーストラリア産ワインの味わいの特徴

オーストラリアワイン

オーストラリア産ワインの美味しさの特徴は、ブドウにあまり負荷をかけずに醸造していて、口当たりが良いことです。

辛口の赤ワインはビターチョコのような甘味のある果実の風味があり、しっかりした凝縮感が感じられます。

しかも、エレガントで柔らかい味わいも楽しめます。

タンニンが細かく溶け込んでいるため、やさしい口当たりです。

また、全体的にボリューム感があって、リッチな味わいが楽しめます。

オーストラリアワインは3つに大きく分けられています。

日常消費用のテーブルワインで国内消費されているジェネリックワイン、ラベルにブドウの品種を表示した上質ワインであるヴァラエタルワイン、そしてブドウ品種をブレンドしたヴァラエタルブレンドワインの3つです。

後者の2つは人気が出てきて、輸出量も多くなっています。