解説!シャブリの豆知識:アルゼンチンワインの歴史

ワイン通の中では、アルゼンチンワインが大人気を集めています。そもそも、スペインの宣教師によって南米大陸にブドウ栽培が持ち込まれたのは、16世紀の半ばごろのことでした。アルゼンチンワインは、そんな古い歴史に裏打ちされているのです。

なぜ、アルゼンチンワインが好評を博しているのでしょうか。一つは、地理的な条件で、アルゼンチンがワインの生産に適しているということがあげられます。

アルゼンチンの主なワイン産地は、標高が高いところにあり、湿度が低いのです。ですから、ブドウ畑に悪影響をもたらす害虫や菌類などのマイナス要因に直面することがほとんどないのす。虫がつかないので、無農薬か、あるいは低農薬での栽培が簡単にできるのです。


さらに、有機栽培ワインでさえも労することなく生産できるですが、ただし、アルゼンチンの有機栽培認証制度は日本農林規格と互換性を持っていませんので、アルゼンチンで承認された有機栽培ワインを、日本に持ち込んで有機栽培ワインと銘打って販売することはできません。

南半球に位置するアルゼンチンでは、ブドウが生育するのは、現地の春である10月の発芽に始まり、秋の2月に収穫する時期までとなっています。収穫の時期ともなると、大多数の移動労働者が動員されて、摘み取り作業に従事することとなっています。

そして、収穫されたブドウは長時間をかけて農村部のブドウ畑から遠方のブドウ醸造施設まで運ばれてきています。今後も、アルゼンチンワインは多くのワイン好きを魅了していくに違いありません。